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ナトリウム利尿ペプチドの関わり
血圧は多様な因子によって規定されています
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RAAS:レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系
ナトリウム利尿ペプチド系は、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系/交感神経系に対して拮抗的に作用します
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Volpe M: Int J Cardiol. 2014; 176(3): 630-639より作成
[利益相反]本論文の著者は、ノバルティスから謝礼金、旅費等の報酬を受領しました
血圧調整におけるナトリウム利尿ペプチドの役割(マウス)
ナトリウム利尿ペプチド系は血圧調節に関与します
野生型およびナトリウム利尿ペプチド受容体-A(NPR-A)遺伝子欠損型マウスの血圧
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対 象: 通常食(0.7%NaCl)で飼育下の90~180日齢の野生型、NPR-A遺伝子ヘテロ欠損型、NPR-A遺伝子ホモ欠損型マウス(各n=12)
方 法: Tail-Cuff法により、1日に3~6回、4日間連続して血圧を測定した。各群の血圧は、平均±SEで要約し、群間比較にはANOVAおよびTukey法を用いた。
Lopez MJ, et al.: Nature. 1995; 378(6552): 65-68
血圧調整におけるナトリウム利尿ペプチドの役割(マウス)
ナトリウム利尿ペプチド系は体液量の調節に関与します
野生型およびナトリウム利尿ペプチド受容体-A(NPR-A)遺伝子欠損型マウスの尿量
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対 象: 野生型およびNPR-A遺伝子ホモ欠損型マウス(各n=8)
方 法: 4.5%BSA含有リンゲル液を4.3μL/時間/g体重で1時間輸液した後に、114μL/時間/g体重で15分間輸液した。輸液開始時の速度に戻し15分間隔の尿量測定を4回実施した後に、再び、114μL/時間/g体重で15分間輸液した。尿は15分間隔で回収し重量を測定した。各群の尿量は、平均±SEで要約し、群間比較には対応のないt検定を用いた。
Kishimoto I, et al.: Proc Natl Acad Sci USA. 1996; 93(12): 6215-6219を改変