ルセンティス 副作用について
効能又は効果:中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症
【wet AMD】(1)国内臨床試験
中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症患者を対象とした国内臨床試験では総症例88例中21例(23.9%)に副作用が認められました。主な副作用は、眼圧上昇8例(9.1%)、視力低下3例(3.4%)、眼痛3例(3.4%)、網膜出血2例(2.3%)、一過性視力低下2例(2.3%)でした。(承認時までの集計)
[国内臨床試験における副作用(臨床検査値異常を含む)]
【wet AMD】(2)海外臨床試験*
中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症患者を対象とした海外で実施した比較対照試験では、874例中477例(54.6%)に眼に発現した副作用が認められました。主な副作用は、眼痛189例(21.6%)、眼圧上昇142例(16.2%)、結膜出血117例(13.4%)、硝子体浮遊物107例(12.2%)、眼の異物感73例(8.4%)、流涙増加61例(7.0%)、眼刺激56例(6.4%)、眼充血47例(5.4%)、硝子体炎46例(5.3%)、虹彩炎40例(4.6%)、眼部不快感35例(4.0%)、霧視33例(3.8%)、眼そう痒症31例(3.5%)、視覚障害31例(3.5%)、硝子体剥離19例(2.2%)、結膜充血15例(1.7%)、硝子体出血15例(1.7%)、視力低下14例(1.6%)、虹彩毛様体炎12例(1.4%)、眼脂11例(1.3%)、眼瞼浮腫11例(1.3%)、角膜擦過傷11例(1.3%)、注射部位出血10例(1.1%)でした。また、874例中32例(3.7%)に眼以外の副作用が認められました。主なものは、頭痛9例(1.0%)、悪心2例(0.2%)、予期不安2例(0.2%)、不安2例(0.2%)でした。(承認時までの集計)
*海外で実施した3つの比較対照試験(MARINA試験、ANCHOR試験、PIER試験)の2年間での結果
眼に発現した副作用
眼以外の副作用