関節所見ライブラリ

Vol.06[関節痛]【医療関係者用】

<症例>66歳、女性
<主訴>関節痛
<既往歴>小児喘息、全身性エリテマトーデス
<家族歴>母が関節リウマチ

(症例提供・監修)    慶應義塾大学 リウマチ・膠原病内科 教授 金子 祐子 先生

現病歴

15年前に発熱、蝶形紅斑、関節炎、腎炎などから全身性エリテマトーデスと診断されて、グルココルチコイドで加療し、寛解となった。5年前から全薬剤が中止となるも寛解維持され、現在は通院を中断している。3年前から手指関節痛があり、鎮痛剤で対処していたが、徐々に手指の関節が外側へ変形し(写真1)、最近はものをつかむのが不自由なため受診した。

写真1

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2023年9月作成

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