ルセンティス 製品特性 病的近視

ルセンティス 製品特性

病的近視における脈絡膜新生血管に対するルセンティスの特性

  1. ルセンティスは、視力改善効果が認められた病的近視における脈絡膜新生血管の治療薬です。
    臨床成績を参照
  2. ルセンティスは、眼疾患の治療を目的として開発されたVEGFに対するヒト化モノクローナル抗体のFab断片です。
    作用機序を参照
  3. ルセンティスは、1回硝子体内投与し、その後は、疾患の活動性を示唆する所見が認められた場合に投与する*ことが望ましいとされています。
    適正使用を参照
  4. 国際共同第Ⅲ相比較試験では、ルセンティスが投与された総症例262例中60例(22.9%)に副作用が認められました。
    主な副作用は、結膜出血22例(8.4%)、点状角膜炎9例(3.4%)、眼痛7例(2.7%)でした。日本人患者では47例中22例(46.8%)に副作用が認められ、主な副作用は、結膜出血9例(19.1%)、点状角膜炎9例(19.1%)、眼圧上昇5例(10.6%)でした。
    ※本試験はビスダインによる光線力学的療法を対照としています。
    (効能又は効果の一変承認時までの集計)
    なお、重大な副作用(頻度不明**)として、眼障害(網膜出血、硝子体剥離、網膜色素上皮剥離、網膜色素上皮裂孔、硝子体出血、裂孔原性網膜剥離、網膜剥離、網膜裂孔、医原性外傷性白内障、失明、眼内炎)、 脳卒中(脳梗塞、脳出血等)が報告されています。
    ※添付文書を参照

    *1ヵ月以上の間隔をあけること
    **国内外臨床試験における日本人患者では報告されていない又は非重篤な副作用として報告されたため、頻度不明とした。

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