治療対象眼

96週までの治療対象眼における副作用発現率は、ベオビュ6mg群19.5％（72/370 例）、アフリベルセプト2mg群23.0％（85/369例）でした。主な副作用は結膜出血〔ベオビュ6mg群3.5％（13/370例）、アフリベルセプト2mg群4.9％（18/369例）、以下同順〕、眼圧上昇〔3.2％（12/370例）、3.3％（12/369例）〕及び眼痛〔2.4％（9/370例）、3.3％（12/369例）〕でした。
重篤な副作用は、「治験薬との関連あり」としてぶどう膜炎（ベオビュ6mg群3例）、網膜色素上皮裂孔（ベオビュ6mg群2例）、視力低下（ベオビュ6mg群1例、アフリベルセプト2mg群1例）、網膜裂孔 、網膜剥離、網膜動脈血栓症、網膜動脈塞栓症及び前房の炎症（ベオビュ6mg群各1例）、乾性加齢黄斑変性（アフリベルセプト2mg群1例）が、「治験薬投与手技との関連あり」として網膜裂孔（ベオビュ6mg群2例）、眼内炎（ベオビュ6mg群1例、アフリベルセプト2mg群1例）、外傷性白内障（ベオビュ6mg群1例）が認められました。
投与中止に至った副作用（治験薬または治験薬投与手技との関連がある有害事象）は、ベオビュ6mg群9例（ぶどう膜炎3例、網膜裂孔 、眼内炎、網膜動脈血栓症、網膜動脈塞栓症/前房の炎症、網膜剥離、網膜色素上皮裂孔各1例）、アフリベルセプト2mg群4例（視力低下、眼内炎、網膜線維症、乾性加齢黄斑変性各1例）に認められました。